『ダニーさんのちゃぶだい』

(企画：ダニー・ネフセタイ／さく：なるかわしんご／イマジネイション・プラス)
2025年8月31日発売

＜あらすじ＞
イスラエル生まれのダニー・ネフセタイさんは子どものころ国を守るために戦闘機のパイロットになるのが夢でした。３年間の徴兵で空軍に入りましたが、その夢を叶えることができずに旅にでます。
そして立ち寄った日本の公園で驚きの体験をします。
公園には今まで「敵」と思っていた国々の人が多くいて、その人たちと自然に楽しく話をすることができたのです。「敵」と教えられた人は同じ人間だと気づいたのです。
絵本を通して平和のあり方を考えます。そのキーワードは丸いちゃぶ台。 角のないちゃぶ台は誰とも同じスペース、同じ距離で接することができるのです。
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「なぜ戦争は起きるのか。どうすれば暴力を防ぎ、平和や調和へつなげられるのか。」
小さい頃からずっと考えてきました。
どうしたらみんなが仲良くできるのか。これからも怠らずに問い続けたいと思います。
出版社の理念と企画の力でダニーネフセタイさんと出会い、彼が私を指名してくださいました。
ダニーさんのまなざし、言葉の一粒一粒が、子どもたちへ届ける「安心」に変わることを願っています。
私たちは戦争を嫌い、平和を愛し、できるだけ人を傷つけずに生きたいと願っています。

恐れからではなく、喜びから創造し生きることを大切にしたいのです。 ダニーさんと出会い、私はようやく子どもの頃から言いたかったことを表現できたように感じています。

なるかわしんご

『てんこうせいガーきたひ』

(さく：ジェリー・マーティン／え：かこい かぐみ／イマジネイション・プラス)
2025年9月30日発売

＜あらすじ＞
ネコのミーミのクラスに転校生が来る日。ミーミはドキドキしながら学校へいきました。転校してきたのはアヒルのマイロでした。でもガー、ガーとうるさいし、何を言っているのかわからなくて、ミーミはマイロと一緒にいるのが嫌になってしまいます。
ところが、あるハプニングをきっかけに、ミーミは心が通じていれば、言葉がわからなくても仲良くなれることがわかるのです。
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わたしは小さい頃から両親の仕事の関係で何度も転校を繰り返してきました。
いろんな地域の学校でできた友達、体験したこと・・・
土地が変わると言葉も変わります。
その土地のルールもあるし、景色も違います。

今回、この絵本を制作するにあたり、ジェリー・マーティンさんと何度も話し合いを重ね、主人公のミーミちゃんの気持ちを大切に描きました。
インターナショナルスクールのイメージ、世界のいろんな人種のイメージを持ってもらえると、お話がスッと入ってくるかなと思います。

かこい かぐみ

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この世の中いろんな人がいます。話す言葉と見た目は違うけど心は同じです。言葉がわからなくても優しさを使えば伝えたいことはきっと伝わります。優しさは一大事です。

ジェリー・マーティン