絵本『ブランコ』刊行記念パネル展
中央カフェスペース
絵本『ブランコ』刊行記念パネル展
会期:
2025年 12月 10日 (水)~ 2026年 1月 6日(火)
※2025年12月29日(月)~2026年1月4日(日)の間は、年末年始のお休みとさせていただきます。
会場:
ブックハウスカフェ 1F 中央カフェスペース内
【住所】〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-5 北沢ビル1F
【TEL】03-6261-6177
(ブックハウスカフェへのアクセスはコチラ)
営業時間: 11時00分~18時00分
注意事項
※入場無料。カフェスペースですのでカフェスペースにおかけの最はカフェオーダーをお願いいたします。
※カフェが混みあっている場合はパネル展が見づらい場合もございます。予めご了承くださいませ。
みなさんには、ブランコの思い出はありますか。
この秋、一冊の美しい絵物語が刊行となりました。
海辺の丘のブランコを舞台に、めぐる時間を描いた美しい作品です。はしゃぐ子どもたち、将来を夢見る少年、夕陽を見つめる老人……人びとのささやかなひとときが、詩情豊かな絵と言葉で映し出されます。
ページをめくるたび、喩えようのない懐かしさと優しさに包まれ、心が満ちていきます。
作品の素晴らしい世界観をみなさまにぜひ味わっていただきたく、物語の一部をパネルで展示いたします。
パネル展を記念して、特別に梨木香歩さんのサイン入りの『ブランコ』を販売いたします。貴重な機会、どうぞお見逃しなく。
作家プロフィール
【作者】
ブリッタ・テッケントラップ(Britta Teckentrup)
絵本作家、画家。ドイツ、ハンブルク生まれ。イギリスのセント・マーチンズ・カレッジとロイヤル・カレッジ・オブ・アートで絵を学ぶ。1993 年以来、120冊以上の絵本を手がけ、30 以上の言語に翻訳されている。『おなじそらのしたで』(ケイト・グリーナウェイ賞最終候補、ひさかたチャイルド)、『いのちの木』(ポプラ社)、『かべのむこうになにがある?』(BL 出版)、『あの湖のあの家におきたこと』(クレヨンハウス)、「いろんなところに」シリーズ(講談社)など。イギリスでの 17 年間を経て、家族とベルリンで暮らす。
【訳者】
梨木香歩(なしき・かほ)
1959 年生まれ。作家。著書に『西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集』『からくりからくさ』『春になったら莓を摘みに』『渡りの足跡』『やがて満ちてくる光の』(以上、新潮社)、『炉辺の風おと』『歌わないキビタキ』(以上、毎日新聞出版)、『僕は、そして僕たちはどう生きるか』『海うそ』『物語のものがたり』『ほんとうのリーダーのみつけかた 増補版』(以上、岩波書店)など。児童文学作品に『岸辺のヤービ』『ヤービの深い秋』『ヤービと氷獣』(以上、福音館書店)、絵本の翻訳に『わたしたちのたねまき』(のら書店)などがある。
関連書籍
『ブランコ』
(作:ブリッタ・テッケントラップ/訳:梨木香歩/岩波書店)
2025年11月11日発売
<あらすじ>
海べの丘の上にたたずむブランコ。
そこには、いのちが、夢が、物語が、満ちている――。
はしゃぐ子どもたち、夕日を見つめる老人、将来を夢見る少年……訪れる人びとのささやかで特別なひとときを、詩情豊かな絵と言葉で映し出す、静かな感動を呼ぶ絵物語。
絵本作家作家ブリッタ・テッケントラップさんの傑作を、作家・梨木香歩さんによるの端正な翻訳で贈ります。