『ラナと竜の方舟　─沙漠の空に歌え─』刊行を記念し、ブックハウスカフェにて原画展を開催いたします。

『ラナと竜の方舟─沙漠の空に歌え─』（作：新藤悦子／絵：佐竹美保／理論社）

気がついたら、沙漠の町の前に立っていたラナ。
隣にいた男の子ジャミルは「竜に乗って空を飛んできた」と言いますが、ラナは、いつ、どうやって来たのか覚えがありません。
その町は、沙漠のオアシスだったのが、いまでは人には見えない〈蜃気楼の町〉になっていました。竜は、いのちの危険にさらされている子どもを救いだして連れてきていたのです。故郷から逃げ出そうとしていた自分も、危ないところを助けられたのでしょうか？　
そうだとしても、これからどうすればいいの？　どこへ行けばいいの？　どう生きていきたいのか、ラナは自問します。

イランやトルコなどの中近東に造詣の深い著者が、死の危険と隣り合わせの子ども達への思いをこめて綴った、方舟の町を舞台にした物語。

『ラナと竜の方舟ー砂漠の空に歌えー』の世界観が伝わる、佐竹美保さんの素敵な原画をご覧いただける貴重な機会です！
また新藤悦子さん×佐竹美保さんの直筆サイン本も数量限定で販売いたします！是非この是非みなさまお越しください！



「竜の方舟」ってどんなところ？
実はモデルになった場所があるそうです。そこを描いた1枚の絵も存在します。
そこに出てくる建物、風の塔、珍しい形の水差しなど、１つ１つ写真や実物を見るうちに、その秘密が明らかになって来る……
さらに、巨きな竜、竜使いのマジュヌーン、その相棒の小さく愛らしいフープーたちの謎も見えてくるはずです……。
物語の世界がググッと近づいて来ます。それは、知られざる中東の世界。

モデルになった、佐竹美保さん手作りの竜も登場予定！！
クイズもあるよ！お楽しみに。