『くじゃくのうた　ことばと音の玉手箱』
（作： サファロバ・グルナラ／絵： 古賀智子／ひだまり舎）

「童話は、たとえそれがどんなに小さなおはなしであっても、必ず大事なメッセージを伝えています。それは私達が多忙な日常生活の中で忘れてしまっている大切な気持ちや感覚を思い出させてくれます。・・・」
（あとがきより）

アゼルバイジャン出身のサファロバ・グルナラさんによる5つのちいさな童話と、銅版画家の古賀智子さんの美しい絵があわさり、1冊の絵本になりました。
国を超えた普遍的なおはなしに、アゼルバイジャンの風を感じる絵が、彩りをそえています。そして、この絵本のために作曲された、オリジナルの「子どものためのピアノ組曲」の楽譜が付録としてついています。音楽があわさることで、絵本の世界が豊かに広がっていくことを感じていただければと思います。



この美しい絵本の原画展と、オリジナルピアノ組曲の演奏をお楽しみいただけるイベントを開催いたします。ぜひ、ふるってご参加ください。

サファロバ・グルナラ（Gulnara Safarova）

ジョージア生まれのアゼルバイジャン人ピアニスト。
アゼルバイジャン国立音楽大学音楽院卒業。音楽教育博土号を取得。教則本、30以上の学術論文を執筆。
ピアノをM.Piralishvili（モスクワ音楽院教授A.Goldenweiserの弟子）、O.Abasquliev（Y.Milsteinの弟子）、室内楽をロストロポーウィチの各氏に師事。
バクー国立音楽大学大学院ピアノ科の准教授を務める。
日本クラシック音楽コンクール審査員。東海大学にて講演会を行う。全音音楽出版社にてアゼルバイジャン作曲家、G.ガラーエフの楽譜出版に協力。

古賀智子（こが・ともこ）

横浜生まれ。
銅版画家・イラストレーター。
多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。
商品デザイナーとして勤務のかたわら美学校銅版画教場で学ぶ。
米国Art student league of N.Y.等留学を経てフリーで制作活動。
広告・書籍・出版物のイラスト等、個展・グループ展多数。