神山ますみさん『パパも ママも ボクが しんぱい』原画展
神山ますみさん『パパも ママも ボクが しんぱい』原画展
「なんでだろう。パパとママはいつだって ボクのことがしんぱい。
ボクはもう ちいさい子じゃないのに!」
小さい男の子の視点からユニークな「気づき」を描く神山ますみの絵本。
口うるさく心配されるのは家族の証拠。愛情のあかし。銅版画に手彩色を加えた、美しくも心温まる佳作です。
(出版社紹介より)
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9月27日に出版された『パパもママもボクがしんぱい』(イマジネイション・プラス)の原画展を開催します。
神山ますみはパリの街を描く銅版画家としても活動しており、今回会場では絵本の原画展示と同時に今回の絵本の原画作品の版画(一部)を含めた、小さな銅版画作品の販売もいたします。もちろん『パパもママもボクがしんぱい』のサイン本、そして昨年復刊したクリスマス絵本『ボクはしっている』のサイン本も同時販売いたします。
会期:10月20日(水)~26日(火)会期中無休
時間:11:00~18:00 (最終日は17時まで)
内容:「パパもママもボクがしんぱい」原画全点展示、銅版画作品・サイン本の販売
会場:ブックハウスカフェ ギャラリーこまどり
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神山ますみさん プロフィール
1987年 フリーイラストレーターとして活動を始め、1990年に独学で銅版画を学び、以降、銅版画家として青山や原宿、銀座などでで個展を多数開催している。
1992年に第10回玄光社イラストレーション ザ・チョイス年度賞入賞。翌1993年には講談社より初の絵本「ボクはしっている」を出版した。その後1996年より渡仏してパリの工房で銅版画の製作、出産を機に1999年に帰国。
5年後息子と共に再び渡仏して版画製作を続けながらフランスからの絵本出版を目指し、2005年Viofly市サロンにて文化賞を受賞、2006年に念願のフランスの出版社(Parigramme)より、パリの街を描いた大型探し物絵本「Paris y es tu?」を出版。この本はベストセラーとなり英語版も出版され、15年経った現在でもルーブル美術館など主な美術館の書籍売場や街の本屋で販売されている。そして2007年帰国後、講談社より「おつきさまとあそんだよる」、2003年に学研より迷路絵本「グローブ博士の世界遺産迷路の旅」を出版した。
そして昨年2020年に「ボクはしっている」が復刊、今年9月27日に新作絵本「パパもママもボクがしんぱい」(共にイマジネイション・プラス)が出版されたばかりである。
手のかかる一人息子が社会人になり、気持ちに余裕が出てきた今、子供だけじゃなくお父さんお母さんも楽しめて幸せな気持ちになれる絵本を一冊でも多く作りたく、すでに次回作も構想中。