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濱野京子『まさきの虎』『あたたかな手』刊行記念トークイベント 児童文学は社会とどうかかわるか? ―戦前、戦後、そして現在(いま)― 濱野京子vs野上暁

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開催期間
濱野京子『まさきの虎』『あたたかな手』刊行記念トークイベント 児童文学は社会とどうかかわるか? ―戦前、戦後、そして現在(いま)― 濱野京子vs野上暁

濱野京子『まさきの虎』『あたたかな手』刊行記念トークイベント
児童文学は社会とどうかかわるか?
―戦前、戦後、そして現在(いま)―
濱野京子vs野上暁

【店舗/オンライン/見逃し配信あり】

開催日時: 2025年2月15日(土)14時~16時(開場13時30分)

会場: ブックハウスカフェ 2F ひふみ (ブックハウスカフェへのアクセスはコチラ

出演: 濱野京子さん(児童文学作家)/野上暁さん(児童文学評論家)

参加費: 1,000円 

定員: 50名(店舗)/100名(オンライン)

内容: 書籍刊行についてのお話、終了後サイン会

対象: 中学生以上

予約: 要予約

見逃し配信方法: イベント終了後 準備ができ次第、店舗・オンラインどちらのご参加者へも、お申込みのメールアドレス宛にご案内いたします(数日かかります)。視聴期間は1か月です。

注意事項
※イベントご参加費の払い戻しはいたしません。予めご了承ください。
※内容は予告なく代わる場合がございます。

東日本大震災から5年後の岩手県沿岸を舞台に描いた『まさきの虎』(童心社)、新米柔道整復師と子どもたちの交流を語るお仕事小説『あたたかな手』(偕成社)を刊行した濱野京子と、評論家の野上暁が、児童文学が社会とどう関わるかを、戦前・戦後の歴史や文化にも言及しながら語り合います。

作家/登壇者プロフィール

【作者/登壇者】

濱野京子(はまの きょうこ)

(作家さんのお名前)の画像

『フュージョン』でJBBY賞、『トーキョー・クロスロード』で坪田譲治文学賞を受賞。『この川のむこうに君がいる』『with you』『金曜日のあたしたち』など社会的なテーマを扱った作品を多く発表。

【登壇者/評論家】

野上暁(のがみ あきら)

(作家さんのお名前)の画像

『日本児童文学の現代へ』『越境するする児童文学ー世紀末から現代へー』『子ども文化の現代史』など、児童文学史や子ども文化に関わる著書や論考がたくさんある。JBBY副会長。

関連書籍

『あたたかな手 なのはな整骨院物語』

(濱野京子/偕成社)
2025年1月発売

書籍タイトル

「先生、あたたかい手をしているのね。
なんかほっとする」

人に触れるのが苦手だった新人柔道整復師の春哉は、なのはな整骨院で働きはじめます。
整骨院の同僚や、患者さん、近所の人たち、そして神出鬼没な地域ネコ、マルとのゆるやかなつながりが、春哉の居場所になっていきます。
心がほっとするお仕事小説。

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整骨院で働く柔道整復師の仕事は、骨折、捻挫、打撲、脱臼などのけがを、 手をつかっておこなう柔道整復術という方法で、もとの状態にもどす施術が もっとも基本的なものです。
とはいっても、実際には、けが以外の理由で、身体の不調をうったえて来院する人も少なくありません。(本文より)
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『まさきの虎』

(濱野京子 作/こうの史代 絵/童心社)
2024年12月2日発売

書籍タイトル

ーーこれが、ぼくの虎。
あれは、だれが口にした言葉だろう。5年ぶりに戻ってきた、リアス式海岸の海と緑の町。震災の傷を残したこの地で真莉愛は自身の記憶のカケラを追うことになる。

母方の祖母の家に越してきた小学6年生の真莉愛。
5年前に大きな地震があった町で、母と祖母との3人暮らしが始まる。
真莉愛は、この町で幼いときに出会った「まさき」という男の子のことが気にかかっていた。
しかし、まさきが5年前の震災で亡くなっていたことを知り、真莉愛は静かに衝撃を受けるのだった。
もう二度と会うことはできない。まさきのことをだれが覚えているのだろう。わたしはまさきのことを考えたい。離れてくらす父との記憶が薄れていく寂しさを抱える真莉愛だからこそ、まさきの記憶は手放してはならないものとして立ち上がってくるのだった。

震災で失われたいのちに向き合う物語。

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