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『エーリッヒ・ケストナー こわれた時代』の翻訳者 ガンツェンミュラー文子さんの サイン会とお茶会

イベント
開催期間
『エーリッヒ・ケストナー こわれた時代』の翻訳者 ガンツェンミュラー文子さんの サイン会とお茶会

『エーリッヒ・ケストナー こわれた時代』の翻訳者
ガンツェンミュラー文子さんの サイン会とお茶会

開催日時: 2025年3月19日(水)15時30分~17時00分(開場15時15分)

会場: ブックハウスカフェ 1Fガリバー (ブックハウスカフェへのアクセスはコチラ

出演: ガンツェンミュラー文子さん(『エーリッヒ・ケストナー こわれた時代』翻訳者)

参加費: 1000円 ★『エーリッヒ・ケストナー こわれた時代』をご購入の方は、当日レジにて参加費を500円引きさせていただきます。

定員: 20名(先着順)

内容: サイン会とお茶会

対象: どなたでもどうぞ

予約: 要予約

予約方法: サイトより参加費をお支払いください

注意事項
※イベントご参加費の払い戻しはいたしません。予めご了承ください。
※内容は予告なく代わる場合がございます。

ベルリン三部作の著者、クラウス・コルドン著『エーリッヒ・ケストナー こわれた時代』。
児童文学作家として知られるケストナーの生涯を、本人の言葉の引用などを通して描いた伝記。
ドイツ児童文学賞受賞作。
『ケストナー ナチスに抵抗し続けた作家』(1999年刊行)の新訳。

この本の翻訳者、ガンツェンミュラー文子さんの来日に合わせて、お茶会とサイン会を開きます。
ケストナーについて、コルドンについて、そしてドイツ事情など多様なお話を伺う予定です。どうぞお気軽にご参加ください。

プロフィール

【翻訳者】

ガンツェンミュラー文子

千葉県生まれ。ドイツ語・ドイツ文学を学び、1972年ドイツに渡る。ミュンヒェン国際児童図書館に25年間勤務し、言語部門専門員として日本・韓国・中国・台湾などアジア圏の児童書を広く収集・分析。また、日本の児童書を紹介する展示の企画や講演などを行う。日本の児童詩のドイツ語訳も手がけ、日独の架け橋として活躍している。

【作者】

クラウス・コルドン

ドイツの作家。ベルリン生まれ。東西ドイツの分裂後は、旧東ドイツの東ベルリンに育つ。さまざまな職業を経たのち、貿易商社につとめ、インド、インドネシア、北アフリカを訪れる。1972年、西側への逃亡に失敗し、1年間拘留される。独居房での5か月を、頭のなかで小説を書くことで生きのびたという。西ドイツ政府によって73年に釈放されると、その後、西ベルリンに移住した。1977年にインドネシアを舞台とする『タダキ』でデビュー。以来、数多くの児童書やYA作品を発表する。評伝『ケストナー ナチスに抵抗し続けた作家』でドイツ児童文学賞受賞。『ベルリン1933 壁を背にして』で、銀の石筆賞受賞。

エーリヒ・ケストナー(Erich Kastner)

1899-1974。 ドイツの児童文学作家,詩人,小説家,劇作家.ドレスデン生まれ.貧しい生活のなかから師範学校に進む.第一次世界大戦で召集される.除隊後に大学に進学,新聞社に勤める.1929年『エーミールと探偵たち』で成功をおさめたが,やがてナチスにより圧迫を受ける.1960年,国際アンデルセン賞受賞.その他の代表作に『飛ぶ教室』『ぼくが子どもだったころ』『終戦日記一九四五』『独裁者の学校』(いずれも岩波書店)など.

関連書籍

『エーリッヒ・ケストナー こわれた時代』

(著:クラウス・コルドン/訳:ガンツェンミュラー文子/偕成社)

書籍タイトル

ベルリン三部作の著者、クラウス・コルドン著。
児童文学作家として知られるケストナーの生涯を、本人の言葉の引用などを通して描いた伝記。
ドイツ児童文学賞受賞作。
『ケストナー ナチスに抵抗し続けた作家』(1999年刊行)の新訳。

母の期待に応え、優等生ぶりを発揮した子ども時代。
作家、詩人、ジャーナリストなど多方面で文筆活動をこなし、精力的に活躍した二十代。
一転、ナチ政権下で執筆を禁じられ、命の危険にさらされながらも生きのびた第二次世界大戦。
そして、戦後は、ドイツ・ペンクラブ会長として活躍し、平和を訴えつづけた。
本書はまた、母親との強い絆、出生の秘密、恋人との関係など、プライベートもつまびらかにする。
運命に翻弄されながら時代を見つめ、人はどう生きるべきかを問いつづけたケストナーの人生にせまる一冊。